②シンラインのボディ加工開始
今回は前回のシンラインと違う材を使ってみようと思います。
アイモクでセドロという材を見かけたので、少し調べてみると別名スパニッシュシダー(スペイン杉)アコギなんかでマホガニーのように使用される材のようです。
ギターよりも葉巻の箱で有名らしい。
見た目からもマホガニーの代用材という感じなんでしょうか。
前回作成したテンプレートを使って加工開始です。
まずはバンドソーで外周をカットしていきます。
ある程度形が出ましたが、まだ粗い部分があります。
このままトリマーをかけてしまうと、刃が引っかかって、チップしてしまうので、できる限りテンプレートギリギリまで削っていきます。
ドラムサンダーはお気に入りの工具です。本当に買ってよかった。
テンプレートから1mm以下くらいまで削るのが理想かと思います。ここまで削れたらトリマー加工に入ります。
一気に長い刃で削ると、チップしやすいので、私は3回くらいにわけて削ります。
セドロは加工しやすいですね。
このくらい残ったら、裏返して、刃を変えて、トップにベアリングが付いている刃で仕上げます。
トップにベアリングが付いている刃は、バインディング加工する際にも使用しますので、1本持っておくと便利だと思います。
キレイに加工できました。
次はテンプレートを貼り直してボディをくり抜いていきます。
まずはフォスナービットで、ある程度まで穴を空けていきます。
気持ちよい作業ではあるんですが、とにかく削る場所が多いので大変です。
ここからトリマーを使って整えていきます。
キレイに加工できました。
かなり軽くなってます。
次回はボディ裏側の加工をしていこうと思います。